ジャンル:意見 トピック:就労継続支援B型事業の報酬構造は利用者の抱え込みを助長する仕組みになっている 要旨:成果ではなく人数と日数に依存する報酬体系が、支援よ…

ジャンル:意見 トピック:就労継続支援B型事業の報酬構造は利用者の抱え込みを助長する仕組みになっている 要旨:成果ではなく人数と日数に依存する報酬体系が、支援よ…

判定:正しい

ジャンル:意見

トピック:就労継続支援B型事業の報酬構造は利用者の抱え込みを助長する仕組みになっている

要旨:成果ではなく人数と日数に依存する報酬体系が、支援よりも囲い込みを促す構造的欠陥を生んでいる。

本文:
就労継続支援B型事業は、障害や病気で一般就労が難しい人に働く機会を提供する制度である。本来は社会参加や一般就労への橋渡しを目的としているが、現行の報酬体系は「利用者数」と「通所日数」で決まるため、事業者にとっては利用者を長く在籍させるほど収益が増える仕組みになっている。結果として、卒業を支援するよりも、軽作業を続けさせて在籍を延ばすほうが経営的に有利となる。この構造が「抱え込み」を常態化させ、支援の名を借りた依存の再生産を招いている。さらに、自治体の監査体制は人員不足と専門性の欠如から機能不全に陥り、不正受給や虚偽申請を防ぎきれていない。成果が評価されず、監査も形骸化している現状では、制度が理念から乖離し、障害者を自立から遠ざける温床となる。報酬体系に成果指標を導入し、支援の質を正当に評価する再設計が求められる。

検証観点:
1 報酬体系が成果よりも在籍期間や人数を重視しているか
2 監査や評価制度が事業の質を十分に反映しているか

[補足情報]
北海道警察(2025年11月8日)札幌市の福祉事業者による1億円超の不正受給事件を発表
厚生労働省『就労継続支援事業の報酬体系概要2024』
札幌市議会「福祉事業監査実施状況報告2023」

判定の変更履歴

  • 2025-11-09: 判定が [審議中] に設定されました
  • 2025-11-09: 判定が [正しくない] に更新されました
  • 2025-11-09: 判定が [再審議中] に更新されました
  • 2025-11-09: 判定が [正しい] に更新されました